<ジンジン博士のケータイ新書>災害時の情報収集にIT活用を

  先週の日曜日、台風が九州地方を襲(おそ)いました。台風の影(えい)響(きょう)で運動会が延(えん)期(き)になってしまった学校もあったようですね。

 

 小学5年生の理科で台風のことを勉強しますが、今回の経(けい)験(けん)は、学習内(ない)容(よう)が日(にち)常(じょう)生活と深く結び付いていることを実感するきっかけになったのではないでしょうか? 教科書に載(の)っていた雲の画(が)像(ぞう)やアメダスの映(えい)像(ぞう)が、私(わたし)たちの暮(く)らしに役立っていることが分かったと思います。

 

 さて、NHKの台風情(じょう)報(ほう)の中で「NHKニュース・防(ぼう)災(さい)アプリ」の紹(しょう)介(かい)が行われていましたね。このアプリは昨年の6月に発表されたNHKの公式アプリで、誰(だれ)もが無料で利用することができます。テレビやラジオが近くになくても、手軽に最(さい)新(しん)情(じょう)報(ほう)を手に入れることができるというわけです。特に災(さい)害(がい)が発生した時は、一つの情報が生命に関わる場合もあるので、多くの情報を手に入れたり、入手した情報の真(しん)偽(ぎ)を判(はん)断(だん)したりすることが大切になります。

 

 アプリといえば、ゲームなどの「お遊び」を思(おも)い浮(う)かべるかもしれませんが、このアプリのように実生活に役立つものもたくさんあります。情報化社会を生(い)き抜(ぬ)く皆(みな)さんは、スマートフォンやタブレットなどの情報端(たん)末(まつ)を賢(かしこ)く使える人になってほしいと思います。(ITサポートさが・陣内誠)