夏休みが始まりました。皆(みな)さんもウキウキ気分でいることでしょう。
ただし、非(ひ)常(じょう)に残念なことに夏休みにネットトラブルがたくさん起こってしまうのも事実です。去年の夏は佐賀県内で「課金トラブル」が多発して大きな問題となりました。夏休みは保(ほ)護(ご)者の目の届(とど)かないところでスマートフォンやタブレットなどのICT機器を利用する機会も増(ふ)えるので、自分の身は自分で守ることが大切になります。がまんする強い心が必要ですね。
課金に関しては、実(じっ)際(さい)にお金を払(はら)うのがクレジットや電話代との同時請(せい)求(きゅう)になることが多いのがネット支(し)払(はら)いの特(とく)徴(ちょう)です。カード払(ばら)いなどに慣(な)れていない小中学生にとっては大きな落(お)とし穴(あな)になってしまいます。リアルとネットを区別して話す人がたまにいますが、ネットでの行動は現(げん)実(じつ)の世界に大きな影(えい)響(きょう)を与(あた)えます。ネットは現実の延(えん)長(ちょう)線(せん)上にあることを意(い)識(しき)してほしいと思います。課金のボタンを押(お)してしまえば、現実にお金を支払う責(せき)任(にん)が発生するのです。
誘(ゆう)惑(わく)の多い夏休みです。「まあ、いいか」と簡(かん)単(たん)に考えてしまい、痛(いた)い目にあうのはあなた自身なのです。この時期、お家(うち)の人とネットの使い方について、もう一度話し合ってみるのもいいかもしれませんね。
(ITサポートさが・陣内誠)