<ジンジン博士のケータイ新書>Windows11がリリース

 ついにWindows11が正式にリリースされました。見た目や機能(きのう)の面でも大きな変化がありましたが、まず目を引いたのがスタートボタンの場所が変わったことでしょう。これまでのWindowsでは、スタートボタンは画面の左下にあったのにWindows11では中央揃(そろ)えになりました。(左揃えに変更(へんこう)することはできます)どうやらタブレット的な使い方を強く意識(いしき)した変更のようです。そういった意味では、タブレットを使(つか)い慣(な)れた人には違和感(いわかん)がないかもしれません。

 

 そして多くのユーザーを驚(おどろ)かせたのが、Androidアプリが使えるようになりそうなことです。Androidとは、Googleが開発した携帯(けいたい)端末(たんまつ)用OSです。ただし、Amazonアプリストアからのインストールとなるので、Google Playに登録されている全てのアプリが使えるわけではありません。残念ながらWindows11の開発にGoogleは協力していないので、Google純正(じゅんせい)のアプリは使えないのです。それでもスマホ用のアプリがパソコンで使えるようになるということで驚かれたということです。スマホで使っていたアプリがPCでも使えるようになれば便利ですからね。スマホとPCで同じデータを扱(あつか)えるようになる可能性(かのうせい)が示(しめ)されたことは大きな意味があることです。

 

 今のIT業界はGAFA(google、Amazon、Facebook、Apple)に大きな影響(えいきょう)を受けていると言われています。このGAFAの一角であるAmazonとMicrosoftが協力することでどんな変化がおこるのかという点で世界中の注目が集まっているのです。

 

 皆(みな)さんが大人になる頃(ころ)、どんなIT環境(かんきょう)になっているか想像(そうぞう)するとワクワクしますね。

(ITサポートさが・陣内誠)